「今日こそ足がつらない!」原因と対処方法

足がつるとは?

「足がつるとは、ふくらはぎの筋肉が急激に収縮したために激しい痛みを感じるものです。こむらがえりという名前でも呼ばれており、高齢になるほど増えるといわれています。」

 

足のつりは筋肉に指令を出す神経伝達の不調で起こります。

 

@ 通常の状態
筋肉に指令を送る場合、足の動きを脳や脊髄などに信号を送っています。それによりどのくらいの筋肉収縮を出すかの指令を受け取ることになります。足の動きと連動し指令が送られるため、通常は筋肉が収縮しすぎたり伸びすぎたりすることはありません。

 

A 異常の状態
ところが何らかの原因にて足の筋肉の動きを伝える仕組みに異常が起こり、筋肉を収縮する指令に誤作動が起こります。これが足がつるという症状になります。それによりふくらはぎの筋肉は過度に収縮し、激しい痛みを感じてしまいます。

 

神経伝達に異常が起こる原因は様々です。そのため足がつる直接的な原因はわからない部分も多くなっています。しかし、足がつる要因となるものは判明していますから、それらを1つずつ取りのぞく努力をすると、足をつる症状は防ぐことができます。

 

足がつる症状では、脱水やミネラル不足、体の冷えや老化なども関係しているとされています。年齢とともにこれらの要因が増えるため、高齢者ほど足がつる頻度が増えてしまいます。

 

わかりやすいこむら返りの対処法

イオンバランスの乱れ

「体内のイオンバランスが乱れると、筋肉への信号が上手く伝わらなくなるため、ふくらはぎの筋肉が異常収縮します。」

 

体内にはミネラルが一定に保たれており、食事から得たミネラルによりイオンバランスが整えられています。しかし、運動や発汗などで多くの汗を失うと、同時にミネラルまで流れ出るため足のつりを引き起こします。

 

@ 運動時
マラソンのように長時間運動をして発汗量が多いスポーツ、炎天下の中で動くゴフルなどでミネラルバランスが悪くなります。高齢者の場合登山などの際に足がつる人も多くいます。

 

A 発汗量が多い夏季
夏のように外気温が上がり自然と発汗量が多くなる時期もミネラルバランスが乱れます。特に高齢者は喉が渇いたというセンサーが鈍くなっており、一般の人と比べ脱水になりやすく、ミネラルを多く失うことが多くなっています。

 

このように汗を多くかく時には汗と一緒にミネラルも多く失うため、足がつりやすくなります。ミネラルは筋肉の信号を送る栄養素のひとつですから、汗をかいたらイオンバランスの良いドリンクなどで補給する必要があります。

 

スポーツドリンク、ミネラルを含む塩飴などを利用しながら上手く整えましょう。日本の水は軟水となっており、スポーツ時ではミネラルを補いきれないこともあります。

冷えによる

「体が冷えると筋肉が緊張しやすくなり、慢性的な冷えを感じている人などは、足がつりやすくなります。」

 

@ 夏のエアコンの影響
今ではどこでもエアコンによる空調が使われています。電車の中、デパートの中、自宅や会社などいたるところでエアコンがあります。そのため人によっては体が冷えすぎると感じることもあるため、夏の冷えにより足がつる人も増加します。

 

A 慢性的な冷え
運動不足により筋肉量が少ない方は慢性的な冷えを感じやすくなっています。特に女性に多い症状で、ダイエットのしすぎで筋肉量が低下している方などは注意しましょう。また、高齢になるにしたがい筋肉が徐々に低下するため、高齢者も筋肉量の少なさから体が冷えて足がつる人が増えます。

 

夏、冬と季節に関わらず多くの人が冷えを感じています。体が冷えすぎると筋肉が緊張し、寝ているときなどに足がつります。寝ているときに足がつりやすい方は湯たんぽで保温をすると改善しやすくなります。

 

また、冷えは血行不良も招き、部分的なイオン不足に陥ることもあります。しっかりとミネラルを補給しても、血流が悪いと適切な場所に届けられません。それにより筋肉への信号が伝わらず足がつるようになります。

 

足がつる人が知っておきたい基礎知識

加齢による要因

「中高年以降の方は年齢的に足がつりやすい要因を多く抱えています。たくさんの要因があるため、1つずつ取りのぞくことが大事です。」

 

@ 筋肉量の低下
筋肉は中高年以降から徐々に低下する傾向があります。何もせず日常生活を送るだけだと、若い頃より筋肉が減ります。筋肉量が低下すれば冷えや血行不良を招き、足がつる原因を抱えやすくなります。

 

A 脱水
年齢を増すほど脱水に気が付きにくくなります。発汗がある季節には特に水分補給に注意しましょう。水を飲むだけでなくミネラルが含まれている飲み物を活用することが必要です。

 

B ミネラル吸収の低下
ミネラルは筋肉に信号を伝えるために必要です。しかし、加齢に伴い消化器官の機能が低下するため、ミネラルの吸収力が低下してしまいます。

 

このように加齢に伴い足がつる要因をたくさん抱えやすくなります。筋肉の低下は冷え、血行不良なども招きやすいため、高齢になってもできるだけ足腰を鍛えるようにしましょう。転倒しやすくなった方は足の筋肉が衰えている証拠ですので注意してみてください。

 

さらに内臓の機能や神経なども衰え始め、筋肉の収縮に必要なミネラルが不足したり、脱水になっても気が付かない人もいます。汗をかきやすい季節にはスポーツドリンクや塩分摂取がおすすめです。

参照リンク

【すごく怖い】足がつる時の栄養不足とサプリの関係性・・・足がつる症状がある方は、もしかしたら栄養不足が原因かもしれません。足がつるを解消しやすいサプリを紹介します。